三権分立って、なんだろう? 今回の安保法案を知ってるか?

三権分立って、小学校の時に習うよね。

 

小学校の時には、「行政」と「立法」についての区別が
良くわからなくて、なんだかまる覚え、みたいにして
覚えようとしていたなぁ。

 

今でも、よくわかってないんだけど。

 

そこで、三権分立の話。

首相官邸のホームページには、こんなのが載ってます。

「ミミズク博士と一緒に社会科を学ぼう」

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そこには、三権分立とした理由も、当然のように
掲載されています。

まとめると「権力が一か所に集まることを抑制する」というのが、
三権分立の背景にあるんだ。

 

今、国会で安保法案が、大詰めを迎えているという
認識で間違いないだろうか?

 

今回の法案の問題は、「憲法解釈の変更」を行うことにより
成立させるという。

 

この「憲法改正」ではなく「憲法解釈の変更」により法案を
成立させることができるんだ! とびっくりしました。

 

一方で、現実世界に目を転じれば、近隣諸国というのか
中国からの(軍事的な)脅威に対して、憲法養護するだけでは
なんの手も打てないじゃないか、という話もある。

 

えーっと、ところで、今回の法案の内容って、
どんなものなの?と思って調べた所、
下記の内容で間違いないだろうか?

http://www.cas.go.jp/jp/gaiyou/jimu/pdf/gaiyou-heiwaanzenhousei.pdf

よ、読めない。。

 

大きなポイントとしては、
「国際平和支援法」(国際平和共同対処事態に際して我が国が実施する諸外国の軍隊等に対する協力 支援活動等に関する法律)なんですよね?

この法案の目的は、
1) 国際社会の平和及び安全を脅かす事態であって、
2)その脅威を除去するために国際社会が
  国際連合憲章の目的に従い共同して対処する活動を行い、
3) 我が国が国際社会の一員としてこれに主体的かつ
  積極的に寄与する必要があるもの

 

と書かれています。
つまり、上記のような大義があれば行使しうる、ということですね。

 

そもそも、世界の警察と言われていた米国。
米国の戦争の歴史をよく理解する必要がありそうです。

 

今回の法案は、米国の後方支援を行いますよ、というように理解
できるわけで、米国からの要請なのでしょうか?

資本主義が勝利したように見えて、米国の軍事力は、
中国+ロシアに対抗できるかというとそうでもなさそうですから、
日本の支援が必要なんですよね?きっと。

 

米国にとっては、メリットのある法案だと思うけど、
そんなことは言わないですよね、米国として。

 

さて、この法案。
この世界の行き詰った先の見えない閉塞感の中で、
10年後に後悔しないようなものになっていると良いなと思います。

 

そのためには、今回、決定されたことを、どのように
育てていくのかが重要だと思います。


間違った方向に進まないように監視しながら、
世界に貢献するということは、どういうことなのか?

 

パンチの応酬にならないように、祈るばかりです。