家庭での子どもとの接し方:第三条、四条「おへその向きに注意しろ」

昨日の「家庭での子どもとの接し方:第一条、二条」
続きを書いてみようと思います。

続きを書くと言いましても、くどいですが、
「授業の腕をあげる法則」(向山洋一さん)からの抜粋です。

 

先生向けに書かれているとは思うのですが、
家庭での子どもの教育にも十分に活かせる内容だと
考えていますのでご紹介させていただいています。

また、自分の備忘録のためです。

 

■第三条:簡明の原則

「指示や発問は短く限定して述べよ」だそうです。

それから輪郭がクッキリした指示を与える必要があるそうです。

つまり
「もっとがんばって跳び箱の練習をしてみましょう」というのは
全くダメ。何をどうするかはっきりしないから。

「5段の跳び箱を3回跳びましょう」など具体的な指示が必要
だそうです。

 

第四条は、「全員に同じ指示をすること」という話です。
家庭での子供の教育に全く関係ないわけではありませんが、
ちょっと違うかなと思いますが、その中でも関係のある大切な
事が書かれていますので、こちらは引用しておきます。

 

「手になにか持っている状態で指示をしたのは指示をしたうちに入らない」ということです。

これは、かなり大切な事だと思ってます。

今だと、
「携帯電話を手に持っている子どもには、
 携帯電話を手から離させてから話をする」
ということでしょうね。

これは、家庭でも会社でも、同じことですね。

会社で、目上の人や上司の話しを聞く時に
さすがに携帯を手に持っている人は居ないと思いますが、
じゃあペンとメモを持って話を聞いているか?
というと案外そうでも無いです。

 

そして、話を聞くときは、
「おへそを話し手(先生やお母さん、上司)の方に向ける」
ということだそうです。

 

いや、当然といえば当然ですが、
これ、逆のことも言える訳です。

親として子どもに話しをする時に、
「携帯を持ちながら子どもに話をしていないか?」
「おへそを子どもの方に向けて話をしているか?」

 

どうでしょう?